「遠くを見ると視力が回復する」なんて事を良く耳にしますが、「それで本当になるの?」とな「自分は治らなかった」なんて方もいると思います。
最近は、視力回復のためのトレーニング方法もいろいろ紹介されていて、その中でも遠くを見るという事は重要なトレーニングの1つとされています。
そこで今回は、なぜ「遠くを見る」ことが視力回復に繋がるのかと、具体的なトレーニング方法を紹介します。
遠く見る事の効果
視力が低下する理由として、毛様体筋が緊張し、動きが悪くなっている状態の方が多いです。
毛様体筋とは水晶体を薄くしたり、厚くしたりする働きがあり、この動きによってピントを合わせています。
しかし、パソコンの画面などの「近い距離のある一点」を見続ける事が多くなると、毛様体筋を張って水晶体を厚くする状態の時間が多くなります。
この状態を続けると、毛様体筋が緊張状態になり動き悪くなります。
一度、毛様体筋が張ってしまうと元に戻すのはなかなか難しいのです。
なので、デスクワークなども適度に休憩を取り、遠くを見る事で水晶体を薄くし、毛様体筋を緩める事で、眼精疲労を抑え、視力低下を抑える事ができます。
トレーニング方法
具体的には、遠くに見える「ある一点」を凝視します。
例えば、星や山の山頂、ビルの最上階など、見えないか見えないか程度の遠くの物を見ます。
始めに3秒ほど近くの物を見てから遠くを1分ほど見る事で、毛様体筋のストレッチになり、遠くを長く見る事で毛様体筋がリラックスした状態になります。
まとめ
このトレーニング方法は毎日続ける事が大切です。
毛様体筋は一度張ってしまうと戻す事がなかなか難しいので、日々の積み重ねが大切です。
それに、視力低下の予防にもなるので、目に疲れを感じる方にもお勧めです。