視力の低下とうつ病は、一見なんの関係性もないように思われがちです。
しかし、うつ病の症状の1つとして視力の低下がある事をご存知でしょうか?
そこで今回は、視力とうつ病の関係性について紹介します。
うつ病と視力
うつ病とは精神疾患の1つです。
精神疾患には様々な種類があり、症状も人によって個人差があります。
そのため初期症状もいろいろあるため、一般的には判断しづらい疾患です。
症状として代表的なのは「睡眠障害」などが挙げられますが、実はそこに視力も関係している場合もあるんです。
心因性視覚障害
意外と知られていませんが、うつ病の初期症状として突然視界がボヤけてしまったり、視点が合わなくなったりする事があります。
これが心因性視覚障害です。
現代は、パソコンやスマホを長時間使う事が当たり前になっため、視力が低下する事が当然かのように思われています。
そのため、心因性視覚障害として視力低下が起きても、ただの視力低下と思い込んでいる方が非常に多いため、うつ病の症状だという自覚が全くない場合がほとんどです。
視力低下と症状
通常の視力低下と心因性視覚障害の違いを簡単に説明します。
うつ病の場合。突然視力低下を感じてから次の症状として、何に対しても集中する事が出来ない状態や、明らかに無気力状態になってしまう場合は、うつ病の可能性が高いです。
眼科医での、短期間の診断で原因の特定は非常に困難です。
しかし、様々な視力検査を行っても原因が見つからない場合は、心因性視覚障害の可能性が非常に高くなります。
まとめ
このように、うつ病などの精神疾患と視力の低下は症状として関係があります。
なので、突発的な視力低下や異変を感じたらまずは医師に相談する事をお勧めします。