視力低下はパソコンやスマホの長時間使用などによる、目を酷使した事が原因だけではない事をご存知でしょうか?
視力と精神は深く関係しており、何かしらの眼病ではなくても視力が低下する事があります。
そこで今回は、視力と精神の関係について紹介します。
精神バランスと視力
過剰なストレスなど、何らかの原因で精神が不安定な状態になるのと、人は体調を崩したり、身体に異常を感じたりします。
それと同じように、過剰なストレスなどが原因で視力低下を引き起こす場合があります。
このような症状を「心因性視力障害」と呼びます。
心因性視力障害
心因性視力障害とは、通常視力低下が起きている場合、角膜や水晶体などの病気が疑われるため、その検査を行います。
しかし、その検査結果に何も異常が出なかった場合は心因性視力障害と判断されます。
特徴として、視力も不安定になるため同じ検査を行っても、違う結果が出たり、メガネを作ってもその時々によって見えやすかったり、見えにくくなったりします。
この症状は子供に出やすい症状とされてきましたが、今は大人であっても、特に更年期の女は発症しやすいの1つです。
心因性視力障害の治療
子供が発症した場合は、わざわざ心因性の病気だと告げる必要はありません。
親がその症状について知る事が大切で、子供に「目が良くなる」と暗示をかける事が大切です。
例えば「この目薬をすれば目が良くなるよ」とか、どうしてもメガネがかけたい子供には、伊達メガネなどを使って「このメガネを掛けると目が良くなる」と暗示をかける事で、実際に回復してくると、メガネを外すようになります。
まとめ
このように、目に異常がない場合でも視力低下の原因はいろいろなと所にあります。
なので、眼科で異常が見つからなくても子供を叱る事なく、心因性視力障害も疑ってみてください。