視力が低下して来た時にしていいと思い行っていた視力回復方法がもし、逆効果になってしまっていたら?
一生懸命取り組んでいたその人々はかなりショックを受けるはずです。
だからこそそうならない為に今回は視力回復に逆効果になる事について紹介していきます。
視力回復に逆効果だった事例
「目が疲れたのでぼんやりと遠くを見るようにする」という方法が遠くを見る事で毛様体筋を働かせてコリをとるのにいいとはよく言われていますが、これはあまりやりすぎない方がいいのです。
実際は1mくらいの場所などに目の焦点が来るので同じように筋肉を使ってしまい、コリもとれないのであまり意味がなくなる事があるからです。
ほどほどにするくらいがいいでしょう。
それから、視力回復トレーニングは効果がある場合とない場合があります。
子供の仮性近視や急に視力が落ちた場合には効果があるのですが、長い間近視でいる人などには効果がほとんどないのです。
トレーニングは目を酷使する事で目の周りの筋肉に懲りが生じている人には効果がりますが、既に眼精疲労を起こしてしまっている場合は効果が異なってきます。
やりすぎは逆効果になりますので、1日に1回か2回を長期でした方がいいです。
レーシック手術についても気を付けなくてはなりません。
成功例も多いですが老眼が出ているかの境目や、10代の人なら視力が安定しないので受けない方が良いという事もあります。
目薬の使用などに関しても慎重にならざる得ません。
使用する場合は薬局や眼科でしっかり相談して、症状に合ったものを使用しないと状態は悪化する事があります。
一般的なマッサージである蒸しタオルを額の上に置くという視力回復法もありますし、実際効果もあるのですが熱すぎるものは危険なので逆効果であり、頻度もあまり頻繁にはしない方がいいのです。
最後に
視力回復を考える際、近年はトレーニングなどを継続して行う事により効果があるとされているものが数多く紹介されています。
それは確かに手軽で個人的にもすぐに出来る上、効果についてもある程度出るものがほとんどとなっています。
しかし、人の目は1人1人異なるものでもあり誰もが同じように効果があるとは限りませんし、同じ事をしてもいい事ばかりとは限りません。
ですから、あまりにも過度なトレーニングとなりそうな場合はまず眼科を受診して、現状の把握をすることから始める事と、専門家の意見を聞くという事が非常に重要です。
目は神経の塊です。
繊細な体の部位になりますので「こういうのがいいらしい」というところから始める前に、専門家への相談の後に検討して決められることをお薦めします。