普段人は両目で物を見ています。
しかし、視力検査などでは何故か片目ずつで行われます。
いつも両眼で見ている視力は片目のでの視力の影響が実は大きいのです。
この事から片目でする視力回復トレーニングというものについてお話ししましょう。
片目の視力回復トレーニングについて
さて、この片目での訓練ですがもとは弱視の場合に行う遮蔽法と言うトレーニングと同様のものであり、良い方の目を隠して弱視の方で物を見るというもので、片目の白くだけを高めるトレーニングです。
考え方は”見ようとする力”を鍛えるもので、片目ずつ視力を鍛えていくのです。
それにより、両目でのトレーニングなどより視力回復の効率が上がるというものです。
この状態で他の視力回復トレーニングを行う事でも、さらに効率が上がります。
方法はシンプルで見え方の良い方の目を眼帯で隠します。
そのままで行動したり様々な場所を見ます。
時間は1日中眼帯を付けているなどはせず、一定時間を決めて行う片目で見るトレーニングです。
ストップウォッチを使った片目での視力回復トレーニング
先ほどのトレーニング以外にも片目を手で覆ってもう片方の目で対象物を見るというトレーニングがあります。
そして、このトレーニングにはストップウォッチを使用しますので用意してください。
トレーニングの際、片目で見るというのは片目の機能を上げる為に行う事です。
それにより回復の効率も上がります。
しかし、見るものは晴れているなら空、月や星など何でも大丈夫なので手軽に出来ます。
実際にそれらを見てもらう時、必ずストップウォッチを使用します。
このストップウォッチは「3分」を測る為に使用します。
その「3分」の間、対象物をじっと見続けます。
この時、対象物は先程述べたような「月・星・ろうそくの炎・本などの中でも決まった1つの文字」など、どんなものでも問題ありませんので、とにかくジッと時間中見つめてください。
それらのトレーニングを朝と夜で2セットこなしてください。
このトレーニングは片目で行うと言いましたが、その後両目でも同じトレーニングをしてみるとさらにいいです。
トレーニング開始後の1週間と1ヶ月に1度ずつ視力検査をすると違いが出てき始めます。
このトレーニングはピント合わせなどのトレーニングと併用で行っていく必要がありますので、眼科での相談も視力検査を受ける際にしてみた方がいいでしょう。
視力回復トレーニングは、いくつかの訓練を併用して継続する事が大事な事となるのです。